高校生・受験生の方へ

研究室の見学、配属、大学院進学を考えている方へ。

何をしている研究室か

コンピュータやソフトウェアは、いつか必ず壊れます。問題は「壊れるかどうか」ではなく、壊れることを前提にして、どう設計すれば安心して使い続けられるかです。

私たちはこれを、勘や経験ではなく数学で扱います。いつ故障するかは分からなくても、確率としてなら扱える。テストをどこまで続ければリリースしてよいか、機械をいつ点検すれば費用が最小になるか、こうした問いに数式で答えを出すのが研究室の仕事です。

扱う道具は確率論・統計学・最適化で、対象はソフトウェア、クラウド、通信ネットワーク、電力網まで広がります。最近は機械学習や大規模言語モデル (LLM) をテストの自動生成に使う研究にも力を入れています。

まず触ってみてください

理屈より先に、動かしてみるのが早いと思います。ブラウザだけで動きます。

どんな力が身につくか

  • 確率・統計でものごとを見る力 — ばらつきのある現象を数式で表し、判断の根拠にする
  • プログラミング — モデルを解くアルゴリズムを実装する。Julia・Python・R・Rust などを使います
  • 論文を読み、書く力 — 国際会議や学術誌で成果を発表します

進路

修士課程を修了した学生の多くは、情報通信・製造・金融などの分野でソフトウェア開発や品質保証、データ分析の仕事に就いています。博士課程に進み、研究者の道を選ぶ人もいます。

見学・相談

研究室の見学はいつでも受け付けています。研究内容についての質問も歓迎します。連絡先の調べ方は問合わせのページに書いています。

大学院からの進学を考えている学外の方も歓迎します。

体験デモ

研究内容

確率モデルの数値解析

大規模なマルコフ連鎖を高速に解く。位相型分布・マルコフ到着過程・EM アルゴリズム。

保全・取替の最適化

取替え・修理・点検をいつ行うべきか。確率過程に基づく最適予防保全の理論。

セキュリティ

マルウェアの分類と脆弱性の検出に、機械学習と確率モデルの両面から取り組む。